あ、このチラシなんだろう

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

ちょっとこのお店行ってみようかな。

ポストに入っていたチラシを整理していて、ついつい目に留まったものがありました。目に留まったら読んでしまって、読んでしまったら興味を惹かれて、ちょっと行ってみようかな、という気持ちになったというわけです。

たぶん、あなたのポストにもチラシが投函されていますよね。宅配ピザ、水道修理業者、近くのお店が多いと思います。最近のチラシはどこも色とりどりで、パソコンで綺麗に作られているのではないでしょうか。

でも冒頭で目に留まったチラシは手書きの、一色刷のチラシでした。タイトルが凝っていたわけではありません。単色でしたから、もちろん綺麗な絵も付いていませんでした。ただ「手書きだから」という理由で目に留まったのです。

もし他のチラシも全部手書きだったらたぶん読み込んだりはしなかったでしょう。小綺麗なチラシの中にあって異彩を放つ、手書きのチラシ。言ってみれば「他と違うから」手に取った訳です。

他と違う事をしよう！

今の世の中、毎日色々な情報が目に入ってきます。だから、人の脳は無意識のうちに「見る」「見ない」を切り分けて処理しています。その中で他と毛色の違うものがあると無意識では判断できず、一度見て考えてから判断しようとするんですね。

ほとんどの情報は読んでもらえずに終わります。でも、他と違えばとりあえず「読んでもらえる」わけです。情報を出す時は他と違う特徴を作れないか考えてみてください。

ポイントは「お客さんが普段見慣れているものは何か？それと違う特徴を作れないか？」という視点です。