思考術– category –

ビジネスでは思いも寄らないところにリスクが隠れています。例えばそれはあなたのビジネスの「1」という数字にあります。

人は自分が本当にやりたい事は何なのか？ということについて意外とよく分かっていません。仕事は自分が本当にやりたい事を実現するための手段でしかありません。

スモールビジネスにとって、大手競合の参入は恐ろしい事態と考えられています。競合がいない方が良い、という考えの人も少なくありません。でも実際は競合がいた方がスムーズにビジネスをしやすい傾向があります。

「あれもしなきゃ」「これをしなきゃ」という状態はとても危険です。やらなければならないと思って仕事をしているとどんどん自信をなくすことになってしまいます。

コーヒーを飲むとき、出涸らしで2敗目を作っても良いか？と聞かれました。これ、コーヒー好きにとってはあり得ない話です。でもお客さんにとっては普通の発想である事に注意が必要です。

ついに独立した、これで自分の好きなように働ける、と思ったのに現実はビジネスに振り回されて休む暇もない。そんなときはビジネスをコントロールする仕組みを作る必要があります。

フリーランス＝崖っぷち、という認識の人と会いました。しかもこの人自身もフリーランスです。これ、とっても危険な状態です。

SNSだからとりあえずフォロワー数といいねを増やそう。そう考えるのは間違いです。同じように、ビジネスでは目的を考えたら違う行動をした方が良いケースがけっこうあります。

ビジネスではどんなに考えても正解にたどり着く確率はそこまで高くはありません。でも、お客さんに聞けば限りなく正解に近い回答を得られます。

時々、理不尽なクレームを言ってくるお客さんがいます。あなたが経営者なら、今すぐクレーマーを切り捨てることをおすすめします。

自社商品がブランドとして認知されたら、競争相手も少なく、より高額でも買ってもらうことができますよね。そのために最も重要なのはストーリーです。

うちは1社、安定した大口取引先があるから安心だよ。もしそう考えているなら、その考え方は早めに変えた方が良いです。

経営をしていると、何でもかんでも効率化したくなってしまいます。特に直接売上に関係しているかどうか分からない部分は真っ先に削りたくなってしまいますが、これは罠です。

目標が決まっても、それを実現する方法が分からないというパターンがあります。そんな時、最も早く目標を達成できるのは専門家にサポートしてもらうことです。

とにかく頑張ればいつか成功できると考えるのは危険です。頑張るにしてもその方向を間違えていたらいつまで経っても成功できません。

お金を産むかどうか分からないものにお金を使うのは怖いと思います。マーケティングや勉強はその最たるものでしょう。でも、これらの費用対効果が合わないことは実はめったにありません。

ビジネスにおいて、「お金がかかるからできない」という選択をすると、短期的には利益が手元に残ります。でも長期的に見た場合にはむしろ利益は大きく減ります。

ビジネスを改善するには、病気と同じでなるべく早い段階で手を打つ方が効果的です。危険な状態になってからでは、手遅れになってしまうかも知れません。

行動ができないときの原因は、多くの場合失敗を恐れすぎるためです。でも、失敗なしでビジネスで成功する事はできません。

マーケティングの考え方やノウハウについて話をすると、必ずと言って良いほど「うちの業界は違う」という意見が出てきます。それはマーケティングを自社で運用する努力を放棄するための言い訳です。