LINEを広告ツールと考えるならやるべき事

広告にはコンテンツが必要

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

先日、あるセミナーに参加していたときのこと。

そのセミナーではお客さんにLINE登録をしてもらい、いつでも連絡を取れるようにしておけば、お金をかけずに広告できるようになる、という話をしていました。

確かにその通りです。LINEだけでなく、メールアドレスを集めていればメールで広告を、住所を集めていればお手紙で広告を届けられます。

しかも、ある意味自社メディアみたいなものなので広告費用はほとんどゼロです(お手紙の場合は多少費用がかかりますが)。

さらに、一度あなたの商品を買ってくれたお客さんはもう一度あなたの商品を買ってくれる可能性が高い傾向がありますので、より効率的に商品を販売できるでしょう。

このように良い事づくめのように見えますが、この戦術には一つ気をつけなければならない罠が潜んでいます。

広告とコンテンツは必ずセット

それは、常に広告ばかり送っていたらお客さんがどんどん離れていくという事です。

広告が載っているメディアを思い浮かべてみてください。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌。どれも広告以外がメインですよね。

広告を見たくてメディアを見ている人はいません。これはLINEでもメールでもお手紙でも一緒です。

だから広告ばかりを送っていると、LINEやメールはどんどん解除されます。お手紙は拒否する方法がないので、送るたびにお客さんの中にイライラがたまっていきます。

結果として最初のうちは売上を作れても、いずれお客さんに嫌われて長期的な目で見た場合に売上がとれなくなってしまいます。

これは今の日本にとっては致命的です。なぜなら日本は人口がどんどん減っていっている状態にあるからです。

人口が減るということは新規のお客さんが減るということです。このため、既存のお客さんを大事にしていかなければ、ビジネスは縮小していくことになります。

LINEやメール、お手紙などで既存のお客さんに広告をする場合は、必ず広告以外のコンテンツも配信するようにしてください。割合としては最低でもコンテンツ7割、広告3割です。そうすれば、お客さんと長期的な関係性を作れ、ビジネスが安定します。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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