商業高校で先生を呆れさせた話

原価計算をするな

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

先日商業高校で授業をしてきました。この高校では過去に何度か授業をしたことがあるのですが、ある話をして以来しばらく呼ばれていませんでした。

その話とは「値段を決めるときに原価計算をするな」という話です。

原価を元に値をつけると利益が足らない

これは商業高校で簿記を教えている先生にとっては衝撃的な話だったに違いありません。

でも事実です。少なくとも値段をつけるとき、原価計算をするのは一番最後で十分です。

理由はシンプルで、売価というのは原価から決めるものではないからです。

にも関わらずほとんどの経営者は原価を計算し、その原価にいくら乗せるか、と考えて値段を決めます。

多くの会社で利益が出ないのはこれが理由です。

いやいや、原価を考えて利益を確保した売価にするんだから、利益が残らないなんておかしいじゃないか、と思った方もいらっしゃると思います。

でもたいていの場合この計算方法で想定される利益では会社を維持するには十分ではないことが多いんですね。

そうではなく、価格はお客さんが受け取る価値からつけるべきです。

正しい値付けの方法

原価がいくらだろうが、お客さんが100万円の価値を受け取れる商品なら100万円までの値段はつけて良いのです。

逆にお客さんに100円の価値しか提供できないならその商品にどんなにコストがかかっていても100円を超える価格をつけてはいけません。

そうやって決めた売価が原価を割るなら売る価値はないということです。

是非あなたの扱っている商品がお客さんにとってどのくらいの価値を生み出すのか、考えてみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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