準備に時間を掛けるほど失敗する

入念な準備は失敗を呼ぶ

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

何かに挑戦するとき、入念に準備をしますよね。

あれをやって、これをやって、事例から学んで、上手くいくかどうかわからない状態をできるだけ排除し、完璧と思えるようになってから行動をする訳です。

もちろん、何も考えずに行動するよりは成功の可能性は上がると思いますが、それでも成功率100%になる、なんてことはありません。

と言うより、どんなに完全を期しても失敗する可能性の方が高いままでしょう。人間は神様ではありませんので、どんなに勉強して予測しても、多くのことを見落とします。一つ一つの見落としの影響は小さくても、いくつも積み重なった結果として見落としが全体に影響を与え、失敗するわけですね。

こうなってしまうと、人間は立ち直れません。あんなにやったのに失敗した。こんなに時間を掛けて上手くいく方法を検討したのに。準備にかけたコストも全部無駄になった。もうだめだ、というわけです。

細かい準備は後回し

大事なのはそんな状態になる前にとりあえずやってみる事です。

長時間掛けた後だと大きなショックですが、そうでなければ「そりゃあんまり準備してないんだから失敗するよね」と軽く受け入れられます。

さらに、その失敗経験から見えていなかった事が見えるようになり、次は上手くいくようになります。次の次はもっと上手くいきます。

結果として、中途半端な状態でも挑戦して、失敗してを繰り返しているうちにいつの間にか上手くいくわけですね。

人間の成長はそもそもそうやって成し遂げられるようになっています。

自転車に乗るとき、何度も転びながら自転車の乗り方を覚えたのではないでしょうか。乗り方を書いてある本を読んで、一回で自転車に乗れた人はほとんどいないはずです。

ビジネスでも、小さな失敗を積み重ねながら成功に向かって試行錯誤する方が上手くいきます。是非失敗を恐れずに行動して下さい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

アフターコロナの地域経済を生き残る経営戦略講座

「スモールビジネスがお金を掛けずに集客する6つの方法」をプレゼント

消費者の行動が従来と大きく変化したコロナウィルス開けの経済状況下で、地域の中小企業が売上を安定させ、利益を拡大する方法について8本、合計180分の動画で学べる講座です。お名前とメールアドレスだけで無償でお申し込み頂け、いつでも登録解除できます。今ならamazonで販売中の電子書籍「スモールビジネスがお金をかけずに集客する6つの方法」のpdf版をプレゼント中です!

この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメントする

目次