ファンは時間をかけて作るもの

自宅のリビングより
 
データビジネスの姉歯です。

突然ですが、私は割とオタク気質なところがあります。

今でこそまぁまぁ人とのコミュニケーションをとれるようになりましたが、以前は話の合う人以外とは基本的に喋らないタイプだったんですね。

でも、話の合う人を見つけると急に距離感を感じなくなってコミュニケーションを取りたくなる、という典型的な話し下手の行動をよくやっていました。

でも相手からしたらこれはちょっと引いてしまいますよね。特に親しいわけでもない、なんなら知り合ったばかりの人が、特定の話題についてぐいぐい来る。

ある程度親しくなって、お互いに信頼関係ができあがればそんなに変なことでもありませんが、お互いに知らなければ微妙な雰囲気になっても仕方ありません。

お客さんとの関係も似たようなものです。

自分のお店に来てくれた人にはついつい手厚くしたくなってしまいますが、聞かれてもいないのにこだわりについて伝えても怪訝な顔をされるだけです。

もちろん相手が知りたいと言ってくれたら喜んで伝えれば良いのですが、こちらからぐいぐい伝えては良い印象を持ってもらえません。

だから店舗経営ではポップやメニューの説明書きが大事なんですね。文字情報ならお客さんが読みたいタイミングで読めますし、読まないのも自由です。

何回も来店してくれる人なら、自然に読んであなたのお店を好きになってくれる事でしょう。

お店のファンは一朝一夕には誕生しません。ゆっくり時間をかけてファンを育てられるような仕組みを考えてみてくださいね。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 私は違うタイプのコミュ障で
    善良なテロリストだけど
    記事の内容は自分にも当てはまります。

    >相手が知りたいと言ってくれたら喜んで伝えれば良いのですが、こちらからぐいぐい伝えては良い印象を持ってもらえません。

    • お客さんはすぐにファンになるのではなく、普通の人間関係と同じように時間を掛けてファンになってくれます。そこまでコミュニケーションの道筋を付けるのがビジネスコミュニケーションと言えるかも知れません。

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