ウォークマンの時代が終わった理由

ウォークマンが終わった理由

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

40代以上の方でSONYのウォークマンを知らない人はいないと思います。カセットの時代に始まり、CD、MDと、「携帯音楽プレイヤーと言えばウォークマン」という時代が長く続きました。

今でも製品は作られていますが、ほとんどその名前は聞かなくなっていますよね。何に取って代わられたかと言えばappleのiPodです。

iPodはその後iPhoneに変わってさらに世界の潮流を作ることになりますが、2000年代前半のウォークマンがまだ元気だった頃、iPodは数ある後発の音楽プレイヤーの一つでした。

そのiPodが爆発的に販売を伸ばした理由は商品の伝え方にあります。

伝え方一つで市場はひっくり返った

ウォークマンをはじめ、多くのメーカーは自社の商品を「容量○GB」「最高の音質」「長時間持つバッテリー」といった言葉で広告していました。

一方、iPodは「あなたの家にあるCDを全部ポケットに入れて持ち運べます」と言っていました。

国産のオーディオプレイヤーの中にはiPodよりも大きな容量を持っていた製品もあります。でもそんな事は関係ありませんでした。

容量、音質、バッテリーなんていうことよりも、「携帯音楽プレイヤー」の「携帯」に着目して「全部持って行けるよ」と言ったappleが勝ったのです。

もちろん数ギガバイトあればCDが全部入る、というのは考えればわかります。でも消費者はそんな事は考えないんですね。だからスペックが持つ意味を語ったappleが市場を奪い、その後の歴史で一番になったわけです。

あなたの製品やサービスも同じです。

スペックや施術時間、技術などを語るのではなくそれによってお客さんが手に入れることを伝えてください。それだけでも売上は大きく変わります。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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