「見なくて良いよ宣言」してませんか?

広告で自分語りをしてはいけない理由

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

多分宮城県か東北だけだと思いますが、「関電不動産開発が送る~」というスタートで始まるCMがyoutubeで流れています。

仕事柄広告には注意を払って見る方なので、初めて見たときは「あれ、仙台地域に関西の不動産情報?広告のエリア設定間違えた?」と思いました。

でもよくよく聞いてみると、仙台市内の有名な公園の近くで行われている不動産開発のCMのようです。

まぁエリア設定を間違っていなかったとしても落第の広告ですね。

自分語りを聞きたい人なんていない

というのも「関電」で始まった瞬間、東北の人の大半は「自分には関係ない」と判断するからです。

仮に関電不動産開発という社名でなかったとしても、会社名から始まる広告なんて誰も見ません。

普通の対人関係で考えても常に「俺さぁ」で会話を始める人とはあまりお付き合いしたくないですよね。

もちろん関電不動産開発はお客様第一の良い会社かも知れません。でも、CMを見る人にとってはそのCMが全てです。何せそのCMの印象が良くなければ商品を買う事はありません。

「創業○年の~」とか「開発費○億の~」「愛されてNo.1」みたいな自分語りから始める広告はお客さんに対して「見なくて良いよ」と宣言するようなものです。

チラシやホームページを作る時にもついついやってしまいがちなので是非気をつけてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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