選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
昨日はネット集客最大の間違いについて書きましたが、今日はもう一つ、ネット集客でやってしまいがちなミスについて書いてみたいと思います。
ネットで集客すれば、世の中のほとんどの人にアプローチできますよね。
距離が関係なくなりますから、ビジネスを展開している地域に限らず、もっと多くの人にあなたの商品を届けられます。
でも、だからといって集客するときに全国のありとあらゆるお客さん向けにアプローチするのはやめた方が良いです。
というのも、それでは集客の効果がほとんど出ないからです。
お客さんは「これは自分向けの商品だ」と感じたときに初めて商品紹介のページを読みます。
自分にとって関係ない商品のページなんてまず見ません。
そして、お客さんはあなたの商品が自分と関係あるかどうかを判断できません。
その商品は自分と関係があるのか?
例えば、「ストレスケア」という商品を扱っていたとしましょう。何の説明もせず、ホームページに「誰にとっても役に立つストレスケア」と書いてもほとんどの人は自分に関係があるとは感じません。
でも、「夜なかなか寝付けない。寝ても疲れが取れない。昼間ついついうとうとしてしまう。そんな悩みを抱えている人はいませんか?」だったら、この文を読んでいる方の中にも「自分のことだ」と思った方がいらっしゃると思います。
実は私もストレスケアの施術を受けているのですが、ストレスケアはもっと色々な効果があるそうです。家庭内での家族との接し方や、職場でのコミュニケーションの円滑化、病気になる可能性の低減など、ストレスをケアすれば解決できる問題がたくさんあるんですね。
だから、ついついもっと多くの人に知ってほしいという思いで、共通の解決策である「ストレスケア」というコンセプトで広く集客したくなってしまうわけです。
でも実際はもっとターゲットを絞って具体的な問題解決の話にした方がお客さんは反応してくれるわけです。
ほとんどのビジネスはこの罠にはまってしまっています。是非あなたの商品もお客さんを絞り込めないかチェックしてみて下さい。
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