小規模ビジネス最強の差別化方法

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

他社との差別化が重要、という話はよく聞きますよね。先日私も差別化についての記事を書いたばかりです。

でも実際のところ、競合他社にないユニークな強みなんてほとんどの場合ありません。大企業なら資本や組織に物を言わせて何とかできる事もあるかも知れませんが、中小企業でユニークさを作り出すのは大変です。

しかも、そうやって苦労してユニークな強みを作っても、競合他社はそれをすぐにマネします。特許があれば多少縛ることはできますが、その侵害を見つけて訴えるのはあなたがしなければなりませんし、そもそも特許を取るまでの道のりが険しすぎます。

でも、小規模ビジネスが比較的簡単に作り出せる「ユニークさ」があります。それは「お客さんとの関係性」です。

絶対真似されない「違い」

ユニークである事は、何も商品だけに求められるわけではありません。あなたのお店や、あなた自身がお客さんにとってユニークな存在なら、お客さんは他のお店で買い物をする必要がなくなります。

そのためにお客さんとの関係を深める必要があるのです。あなたとお客さんの絆を作るため、接触頻度を上げたり、自己開示をしたり、お客さんにとって役に立つ情報を届けたり、素晴らしいストーリーで感情を動かしたり、他のお客さん(=あなたを介してつながった仲間)の事例を伝えてコミュニティとしてのつながりを作ったり。

ビジネスと言うよりは人と人との付き合いを作るやり方ですが、小規模の場合はそれをできることこそが大手企業にはない強みと言えるかも知れません。

そして、この強みは一度作ってしまえば絶対他社に真似されません。

お客さんにとってユニークな立ち位置になれないか、是非考えてみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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