面倒くさいことは商品になる

石巻の珈琲工房いしかわより

データビジネスの姉歯です。

面倒くさいこと、好きですか?

個人で事業をされている方なら確定申告が好きな人はほとんどいないと思います。何せあんなに面倒臭いことは他にありません。

それ以外にも、ホームページを作るためにHTMLタグを覚えたり、プログラムを書くために開発言語を覚えたり、動画を作るためのソフトの使い方を覚えたりするのも面倒な大仕事です。

どれも自分でやれば大した事はないのですが、それでも人は今書いたような事をしなければいけなくなったとき、大抵はお金をかけて誰かに頼みます。だから税理士、プログラマー、動画クリエイターという仕事が世の中に存在するんですね。

もちろん彼らはそれぞれの分野の専門家ですから、それぞれの仕事をやったことがない人たちよりも上手くやれます。そのクオリティーにお金を払っているのだ、という人もいると思いますが、本質的にはお客さんの手間を減らすのが彼らの仕事というわけですね。

つまり、「時短は商品になる」のです。あなたが何かお客さんの手間や面倒くささを肩代わりできることはありませんか？

あなたのお客さんがビジネスをしているなら、先ほどの例を参考に考えてみてください。あなたのお客さんが個人なら、あなたが毎日の生活で面倒臭いと思っていることを考えてみると良いでしょう。

ヨシケイは家庭での料理の手間を減らす事で成功しました。ご飯を炊く手間をなくした「サトウのごはん」も時短商品です。ルンバのような自動掃除機が売れているのも、掃除の時間を減らすためです。

あなたもお客さんの時間を短縮する商品を作れないか、是非考えてみてください。