社運をかけたプロジェクトをやるな!

社運をかけてはいけない

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

テレビや本で、「社運をかけたプロジェクト」という表現を見かけることがあります。

不退転で全てをかけて取り組む姿勢、というのはなんだかかっこいいですし、上手く行けばドラマチックでもあります。

でも、あなたが経営者なら社運をかけたプロジェクトなんて絶対にやってはいけません。

そもそも、どんな敏腕経営者でもそのプロジェクトが成功するか否かはわかりません。そうである以上「社運をかける」というのは会社そのもの、ひいては従業員とその家族の生活を全部掛け金にしたギャンブルな訳です。

社運をかけない経営者のあり方

リターンが小さかったとしてもまずは会社の体制に影響がない範囲で試してみて、上手く行くことが確認できてからその事業を育てるのが堅実な経営者のあり方です。

小さく始めた事業でも、正しく取り組めば10億程度まで短期間で育てるのはそう難しい事ではありません。そして、多くの会社ではこの方法で窮地を乗り切っているか、そもそも窮地に陥らないような経営をしています。

社運をかけたプロジェクトがマスコミに取り上げられやすいのは、ほとんどの社運をかけたプロジェクトは失敗し、潰れるのが普通だからです。

普通のことを取り上げても誰も見向きもしませんから、テレビは珍しい「社運をかけたプロジェクトの成功事例」を取り上げるわけですね。

メディアに踊らされないよう、気をつけてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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