ネット集客の効率

自宅のリビングより

データビジネスの姉歯です。

ネットで集客しましょう、という言葉を聞かない日は2000年以降ありません。特に新型感染症が拡がってからは嫌になるくらい聞きます。

でも実は、ネット集客の効率はお世辞にも良いとは言えません。新規集客なんて平均反応率0.1%(1,000人に一人しか買ってくれない)ですし、広告費も年々上がっていますので、最初の購入で広告費を回収するのはほぼ無理です。

一方、対面で商売をしていれば、お店に100人入ってきて1人しか買ってくれないとか、100ヶ所に営業をかけて1ヶ所も興味を持ってもらえない、なんてことはありませんよね。

この効率の悪さが原因でネット集客をしない人も多いと思います。実際、それでもビジネスは回りました。IT革命以降もネットを使っていない人はいましたし、昔からの人間関係で商売をしていたところは十分に売上を上げられたと思います。少なくともこれまでは。

嫌だけど必修科目

でも、いつまでもその状況が続かないのは間違いありません。今やネットを使わない人はほとんどおらず、若い人は生まれたときからネットのある環境で育っています。長く培った人間関係も、時間の経過と共に徐々に失われていくことでしょう。

そんな状況では、ネットを駆使する新しい企業にお客さんを奪われてしまいかねません。ネットの恐ろしいところは、反応率が低くても、一瞬で多くの人に、しかもほとんどお金をかけずにアプローチできる事です。

1,000人に一人しか反応しないメッセージでも、1クリックで10万人に届けられ、100人のお客さんを獲得できるわけです。しかもたいていの場合、何度でも。

ネット以外の方法でこれに対抗する手段はありません。あなたもネットの利用を考えてみませんか。