選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
最近ずっとバタバタしていたのですが、今日は少しスケジュールに余裕のある日でした。
そこで、ちょっと買い物に出かけて、その前後で仕事をしようと考えていたんですね。
タスクの量としてはそれでも大分時間が余る計算、、のはずでした。
この記事を書いている今現在はもはや日も超えようかという深夜です。おかしい。どうしてこうなった。
今日一日の動きを振り返ってみても、どこで時間が吸い取られたのかよく分かりません。多分、色々な事が少しずつ延びて、結果忙しい日の就寝時間と同じくらいまで仕事をする事になったのでしょう。
これ、多分私だけじゃなくて多くの人が経験したことがあるはずです。
人は締め切りまで仕事をする
というのも、この現象は「パーキンソンの法則」として知られている人類共通の傾向だからです。
元々はイギリスの官僚が働く様子を観察していて「役人の組織は実際に必要な仕事の量と関係なく肥大化する」という知見が得られたことが最初なのですが、官僚組織にかかわらず、「人間は与えられた時間いっぱいを使って仕事をする」傾向があることが分かっています。
しかも恐ろしいのが、仕事の成果やクオリティはかけた時間に比例するわけではないという点です。
つまり、締め切りを長くすればするほど仕事時間は延び、一方でクオリティはさほど上がらない、というわけです。
逆を言えば、人は与えられた時間が短ければ、その中でなんとか仕事をこなそうと努力します。
だから、仕事を効率化しようと思ったら全ての仕事に対して細かい締め切りを設定し、次々に仕事をこなしていくのが良いわけです。
是非一度あなたも大量の締め切りに追われながら仕事をしてみて下さい。驚くほど早く仕事が終わることに気づくはずです。
コメント
コメント一覧 (2件)
私は「締切ギリギリまで取り組まない」って悪癖がついてしまってます。
週明け提出だから今日しなくてもいいか……とか
こっちの方が楽だから先にこっち取り組むか……とか
それで成功もしたり、相当な失敗をしたりも。
確かに
>全ての仕事に対して細かい締め切りを設定し、次々に仕事をこなしていく
ことですね
あ、私がいる・・・!
全く同じ悪癖を持っています。なので、ひたすら自分に締め切りを課してスピードアップに取り組んでいます。
お互い頑張りましょう。。