で、何が良いの?

わからない

東松島の事務所より

データビジネスの姉歯です。

チラシを作るときにはついつい商品の性能について書いてしまいます。例えばよく見るカメラのチラシでは次のようなことが書いてありますよね。

  • F1.8の明るいレンズ
  • シャッタースピードは1/4000秒
  • ISO12800
  • 2400万画素

さて、これを見てそのカメラがどのくらい良いものなのか分かる人は果たしてどのくらいいるでしょうか。

確かにスペックというのは数字で比較できますので、その数字の意味を知っている人が見れば、どのカメラが優れていて、自分には何が必要かが分かります。

でも、ほとんどの人はカメラのプロではありません。むしろ今の時代は一般の人がカメラを手にすることの方が多いでしょう。

だから性能だけで製品を紹介するのは間違っています。このカメラの場合、それぞれの性能は次のように言い換えられます。

  • 屋内でも手ぶれせずに写真を撮れます。
  • 速い動きのものでもぶれずに写真を撮れます。
  • 夜に明かりをつけられなくても写真を撮れます。
  • 細かいところまでよく映ります。

さらに子どもの写真を撮りたい親にターゲットを絞れば次のように言う事もできます。

  • 屋内で遊んでいるお子さまの写真をぶれずに残せます。
  • 屋外で走り回るお子さまをぶれずに撮れます。
  • 誕生日ケーキのろうそくだけで綺麗な写真が撮れます。寝顔も思いのまま。
  • お子さまの表情の微妙な違いまで写せます。

ここまで分解して初めてお客さんの心に響くチラシになるわけです。

あなたの商品を買うと何が起きるのか、お客さんに考えさせてはいけません。そんな事をすれば、お客さんはその商品が自分にとって役立つことを気づかずにスルーしてしまいます。

あなたのチラシ、ちゃんと伝わっていますか?

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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