値上げをするための2つの心構え

値上げの心構え

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

もっと値段を上げたいけど、お客さんが受け入れてくれるかどうか分からない。お客さんが離れて行ってしまうのが怖い。そんな相談をよくいただきます。

確かにこれは心配ですよね。お客さんが値段を受け入れてくれずに売上が落ちたら困りますし、これまで長く支えてくれたお客さんが離れてしまうのは辛いと思います。

それでもビジネスをよりよい状態にしたければ、値上げは避けられません。

だから値上げをするときには以下2つの覚悟を決める必要があります。

  1. 値上げをしたら売り方を変えなければならない
  2. 値上げをしたら去って行くお客さんがいる

値上げをするなら売り方を変えよう

まず一つ目、値上げをしたら売り方を変えなければならないというのは考えてみれば当たり前の話です。これまでと同じものを、これまでと同じ売り方で売っていたのでは、値段を上げた時に受け入れてくれる人はいません。

ほとんどの場合、安い値段で買われていた本当の理由は、お客さんに商品の価値が伝わっていなかったからです。

だから、お客さんにとってその商品の価値はどのくらいあるのかをちゃんと伝るように売り方を変えれば、高い金額でもほとんどの場合は受け入れてもらえます。

値上げで離れる人はもうお客さんじゃない

そして二つ目、どんなに売り方を変えても、値上げを契機に買わなくなる人はいます。それはお客さんの選択なので仕方がありません。

値段が上がったからと言って買わなくなるお客さんは、例えどんなに長くお付き合いしていたとしてももはやお客さんではありません。

去って行く人の分の売上は通常値上げで十分にカバーできます。だから恐れずに値上げをしてください。

そうしないといつまでもビジネスは厳しいままです。値上げが必要なら是非二つの覚悟を決めて実行することをお勧めします。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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