奥ゆかしさは罪

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

奥ゆかしい人ほど、自分の商品の良さをお客さんに伝えるのを遠慮してしまいがちです。

ものすごくこだわっているけど、あえてそれを言うのはひけらかしているようで嫌だ。自分の商品を自分で良いというのは気が引ける。言わなくたって分かってくれるはず。

でも実際何も言わないで商品を販売すると起きる事はこの真逆です。

お客さんは商品の良さに気付けない

そもそも、商品の良さを伝えないとほとんどのお客さんは商品の良さに気付いてくれません。

なぜならお客さんはあなたほど商品について詳しくないからです。結果として「こんなものか」と感じます。

当然満足度は高くないためリピートせず、どこか他社の商品を購入し、満足してしまうわけですね。お客さんが流れ着いた他社は、往々にしてあなたよりこだわりの少ない商品を売っています。

結果、お客さんは品質の低い商品を使わされる事になるわけです。

お客さんに安物買いの銭失いをさせるな

後になってからお客さんに「実はこんなこだわりがあるんですよ」なんて話をすると「知らなかった！先に言ってよ！他で買っちゃったよ！」なんて言われることになります。

この場合、奥ゆかしいつもりで、あなたはお客さんに対して品質の低い商品に無駄なお金を使わせたことになります。

私はこれが誠実な対応だとは思えません。だから良い商品を扱っていればいるほど、お客さんに商品の良さを伝える義務と責任があると考えています。

あなたはどう考えますか？