選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
「これは初めて聞いた。他とは違いそうだ!」
そんな風に思ってもらうとビジネスは上手く行きやすくなります。
つまり「うちが一番良い」ではダメなんですね。「Only One」と「Number One」では全く意味が異なります。
例えば「他と比べてうちが一番品質が高い」「他のどの店よりも美味しい」では、結局品質や味の話でしかありません。お客さんはそんな話は聞き飽きているんですね。
だからダイソンは「吸引力が強い」ではなく、サイクロン方式を開発して「吸引力が変わらないただ一つの掃除機」として売り出し、大ヒットしたわけです。
とは言え、ダイソンのように商品そのものを完全にユニークにするのは大変ですよね。だから、ユニークなポジションを作る時は切り口を変えてメッセージを作ると良いでしょう。
例えば、コーヒーのプロモーションをするとき「美味しいコーヒー」や「眠くならないコーヒー」ではユニークになれません。でも「試験を突破できるコーヒー」とメッセージを変えたらどうでしょうか。
「眠くならない=睡眠時間の一部を勉強時間に充てられる」ということですし、そもそもカフェインには記憶力や集中力を上げる効果があります。
これをお客さんに正しく伝えられれば、ユニークなポジションでコーヒーを販売できますよね。
あなたの商品もユニークな紹介をできないか考えてみてください。
コメント