寒河江のパーキングエリアで休憩しながら
データビジネスの姉歯です。
あなたの「商品」をほしがっている人は誰もいません。
すみません。あなたの気分をとても害したかもしれません。でも事実ですし、この記事を最後まで読めば決して悪い意味で言った訳ではない事は分かっていただけると思います。
例えばコーヒーを売っていたとしましょう。よく考えてみてください。お客さんはコーヒーそのものというよりも、コーヒーを飲みながら親しい人と過ごす時間だったり、お菓子に合う飲み物だったり、眠気を覚ます効果を求めているのではないでしょうか。
それを実現するための飲み物としてコーヒーが選ばれているだけであり、お客さんが「本当に欲しいもの」を基準に考えてみれば、何もコーヒーである必要はありませんよね。
お客さんが本当に求めているのは商品を使った結果
お酒を飲みながらでも友達と楽しい時間は過ごせますし、お菓子に合うのはお茶かも知れませんし、早く眠れば眠気覚ましも要りません。
私たちは四六時中自分の商品を考えています。だから、ついつい広告も商品を基準に展開してしまいがちです。
でも、大事なのはあなたの商品がどのように使われているか、それによってお客さんが何を得ているかということです。
この点を明確にして商品を紹介できれば、ただ商品を広告するよりもずっと具体的にお客さんが商品を使っている場面を思い浮かべてもらう事ができます。
結果としてあなたの商品を選んでくれる可能性はより高くなるでしょう。
お客さんが本当に欲しいのは何か、一度じっくり考えてみてください。
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