そこを気にする?

自宅の寝室より

データビジネスの姉歯です。

なかなか物が売れなくて困っている会社があります。その会社で、起死回生の一発として有名デザイナーに商品のデザインを頼んだという話を聞きました。

どんなデザインが出てくるかは分かりませんが、、恐らくこれは起死回生の一発にはならないでしょう。

商品の改善をするときポイントが3つあり、それは効果が高い順に

  • 誰に言うか?
  • どんな販売条件にするか?
  • どんな風に伝えるか?

というものです。

誰に言うか?というのは言い換えれば「誰に売るか?」ということです。これは売り上げに最も大きな影響があります。

あなたが風邪薬を売ろうと思っていたら、健康な人に売るよりも風邪の人に売った方がずっとたくさん売れますよね。それと同じように、どんな商品も誰に売るかで売りやすさは天と地ほども変わってしまいます。

次に大きな影響力があるのは「どんな販売条件にするか?」という点です。「販売条件」というと分かりづらいですが、具体的には価格とか、オマケとか、支払い条件などです。

24万円一気に支払いとなると難しくても、1万円を24ヶ月だったら払える人もいるはずですよね。価格が半額だとか、逆に同じ価格でも内容量が2倍といったものも販売条件です。これも購買行動に大きな影響を与えます。

最後に最も力の弱いポイントは、価値の伝え方です。文章で良さを伝える時の言い回し、写真の使い方、デザインなどがここに入ります。

伝え方を工夫すれば確かに成約率は上がりますが、それは商品の改善を試みるなら一番最後に考えるべき事なんですね。

改善策を打つなら効果が高い順に打つ必要があります。でなければ、いつまでたってもほんの少し売り上げが上がる程度で、根本的な対策にはなりません。

なかなか売れない商品があったら、デザインではなく、誰に売るかを考えてください。

追伸

この三つのポイントをどんなに改善しても「売る」という活動に力を入れなければ商品は売れません。大事なのは「効果の高い改善をして売り続ける」ということです。売る努力は常に怠らないようにしてくださいね。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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