「儲かりそう」の罠

チャンスを追求すると失敗する

東松島の事務所より

データビジネスの姉歯です。

社長は儲かる話が好きです。もちろん、僕だって社長のはしくれなので、儲かる話は大好きです。

でも、何か儲かる話を聞いても、基本的にはそれに飛びつかないようにしています。

と言うのも、結局自分のビジネスを極めた方がもっと効率よく儲かるからです。

高利回りの投資話などは詐欺の可能性が高いので論外として、何かすごく売れる商品の代理店勧誘とかフランチャイズ、あるいはあなた自身のビジネスに関する物でも、戦略的に想定していない新しい宣伝方法など。

ビジネスをしているとこんな話はいくらでも飛び込んできます。中にはおかしな話が混じっていることもありますが、基本的にはそれぞれの提案をしてくる人はだまそうと考えているのではなく、単純に儲かるから提案をしてくれているケースが多いでしょう。

チャンスを追求しても儲からない

でも、新しい商品や新しい取り組みは、それをモノにするまで時間がかかります。いくら新商品や売れ筋商品だと言っても競合は必ずいますし、当然競合に勝って商品を売っていくためにいろいろな事を学ぶ必要があります。

その時間と手間を考えたら、すでに商品知識が潤沢で、誰よりも詳しい自分のビジネスに投資した方が遙かに効率よく成果を出せます。

ただし、いかにあなた自身の専門分野であっても、行き当たりばったりでは成果は出せません。

どうやって商品を知ってもらい、どうやって新規のお客さんを捕まえ、どうやってリピートを増やして利益を確保するのか、戦略を作る必要があります。

成功している起業家は全て戦略型の起業家です。チャンスの追求をするばかりではいつまでたっても中途半端な成果しか出せません。

是非あなた自身のビジネスの戦略を決め、それを淡々とこなし続けてください。地味でつまらないかも知れませんがそれが成功への近道です。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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