プレスリリースの間違い

プレスリリースの間違い

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

商品を販売するためには、まず商品の存在を知ってもらう必要があります。

普通はそのために広告やSNSや口コミを使うわけですが、それ以外にメディアに取り上げてもらうという方法があります。

目立った活動をしていればメディアの側から聞きつけて取材に来てくれることもありますが、そんな幸運はほとんどありません。なのでこちらから働きかけて取材に来てもらう活動をした方が取り上げてもらえる可能性は高くなります。

そのために行うのがプレスリリースなのですが、、採用率はかなり低いものです。

でも、採用率が低いのは決してプレスリリースのハードルが高いからではありません。

ほとんどのプレスリリースは書き方を間違っているからです。

取り上げてほしいなら記者の側に立って書け!

プレスリリースを出す側は、メディアに取り上げてほしいと考えています。言い換えれば、メディアに向けて言いたいことがたくさんあります。

それをそのままプレスリリース資料に書くのが間違いなんですね。

身も蓋もないことを言ってしまうと、プレスリリースを見ている記者はリリースを出す側の言いたいことになんて興味がありません。

記者が考えているのは「何を書けば読者に喜んでもらえるか?」という事だけです。

一方、多くのプレスリリースには商品へのこだわりや事業にかける思いなどが書かれています。対人関係と同じで、そんな「自分語り」を読みたい人なんて誰もいないのです。

では何を書けば良いのかというと、「記者が求めている事」です。

例えば新聞記者は常に「社会課題の提示と解決」について考えています。だから、新聞向けのプレスリリースなら「あなたの商品がいかに社会課題を解決するか?」という内容を書けば良いでしょう。

テレビや雑誌の記者なら「視聴者、読者をいかに楽しませるか」を考えています。だから、プレスリリースの内容は「エンターテイメント性を感じさせるもの」にすると採用率が上がります。

プレスリリースには「言いたいこと」ではなく「受け取り手が求めている事」を書くようにして下さい。そうすれば、小さな企業のプレスリリースでも取り上げてもらえます。

1人社長である私自身もプレスリリースを出して毎日新聞と読売新聞から取材を受けたことがあります。是非あなたも試してみて下さい。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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