間違って塗りつぶした絵が入賞

東松島の印刷工房より

データビジネスの姉歯です。

僕は絵心がありません。美術の成績はだいたい1か2で、今は自分の子ども達の方が絵が上手いくらいです。

ですが、幼稚園の時に描いた絵が展覧会で入賞したことがあります。

その絵は黒い背景に黄色いタンバリンが描いてあるだけの絵でした。

はじめは白い画用紙に黄色いクレヨンでタンバリンを書いていました。でも、その出来が気に入らず、とりあえず塗りつぶしてしまえと水彩絵の具の黒で塗りつぶしたんですね。

ところが油性のクレヨンの上から水性の絵の具でぬりつぶしたために黄色いタンバリンの絵は絵の具をはじき、塗りつぶせなかったのです。

さて困った、どうしよう、と考えているうちに絵を描く時間は終わり、一ヶ月後の展覧会でなぜか金賞を取った「黒背景のタンバリンの絵」改め「間違ったタンバリンの絵を塗りつぶし損ねたやつ」が展示されたわけです。

自己評価と周りからの評価は一致しない

たぶん油性と水性の違いを上手く使った表現、とか思われたのでしょう。そんな意図はこれっぽっもありませんでしたが。

これはちょっとした事故ですが、自分の評価と世間の評価が違っている、ということはよくあります。

自分が作れる最高品質の商品ではないけれど、とりあえず売ってみたら品質と価格のベストバランスと言われて大ヒットしたり、自社にとっては製品製造途中に出る廃棄物が、お客さんにとっては珍しい商品になったり。

いくら頭で考えても、実際の市場がどう反応するかは分かりません。まずは売ってみて、ダメだったらやめれば良い、くらいの軽い気持ちで製品を世に出してみてください。

そのうちいくつかがヒットすれば商売は上手く行きます。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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