「売り込み感」を感じる理由

押し売り感の正体

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

商品を販売する時、どうしても売り込み感を感じてしまうことがあります。これは商品を売られる側だけでなく、売る側も感じます。

そして商談が上手くまとまらない、場合によっては相手から嫌われてしまうときは大抵売り込み感が出ているときです。

そもそも「売り込み」とは相手が商品を欲しいと思っていないのに無理矢理売ろうとすることを言います。

つまり、お客さんが欲しいと感じる前に商品を紹介すると売り込みと受け取られてしまいやすいわけですね。

売り込みと感じられやすい話し方

例えばお客さんを目の前にしてこんな順番で話すとしましょう。

  1. 私の商品はこれです
  2. この商品はあなたのこんな問題や課題を解決できます
  3. この商品を買いませんか

これは売り込みと感じる人が多いはずです。

売り込みと感じづらい話し方

一方、話の順番を変えて

  1. あなたが解決したい課題は何ですか?
  2. その課題を解決するにはこのような方法が使えます。
  3. 解決をサポートできる商品があるのですが、いかがですか?

と話をすれば売り込みと感じる人は減ります。

商談が上手くいかないとき、たいていの場合商品の話を出すタイミングが早すぎます。まずはお客さんの問題や課題についてしっかり話をしてから商品について語るようにしてください。

そうすれば売り込み感少なく販売できるようになり、成約率が大きく向上します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

コメント

コメントする

目次