選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
起業のお手伝いをさせて頂いていると、「準備に時間をかけすぎだなー」と思うことがよくあります。
起業に必要な事を考えて一生懸命勉強し、リスクを考えて色々対策を練って、既存商品や競合と勝負してうち勝つ方法を考える。
それは確かにとても大事な事です。
頭を使って考えるというのはかけ算みたいなものです。頭を使えば利益を何倍にも増やしたり、働く時間を何分の一にも減らしたりといったように、とても大きな成果を出せます。
でもかけ算にはゼロをイチにする力はありません。0には何をかけても0のままですよね。
行動しないと始まらないが、考えないと拡大しない
だから、特に起業の時期には考えているよりも行動をした方が良いのです。行動は足し算のようなもので、足し算には0に1を足して1にする力があるからです。
でも、ひたすら行動して1日12時間以上働いているときに年収を2倍にしようと思ったら行動だけでは達成できません。
何せすでに1日の半分以上を行動に費やしているわけですから、そこにどんなに頑張って行動を足しても、年収を2倍にするのは物理的に不可能ですよね。
創業期を乗り越え、「事業規模を何倍にも大きくしたい」とか「働く時間を減らしながら年収を増やしたい」と考えているなら、それはきっとじっくり頭を使うべき時です。
苦労しがちなのは創業期には一生懸命考え、それを乗り越えるとひたすら行動し続けてしまうパターンです。意外とそうなってしまっている経営者さんが多いので、気をつけてください。
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