やる気が出ないときにやる気を引き出す方法

最初の一歩は特に小さく

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

前回は目標達成に向けて毎日行動するために、少しずつ小さな行動を積み重ねて行くと良い、という事をお伝えしました。

筋トレなら1月かけて徐々に回数を増やし、慣れたところで次のメニューを追加するイメージです。

こうすれば人間の本能は「小さな変化だ」と認識するので行動が阻害されず、最終的には小さな違いの積み重ねで大きな行動ができるようになるというわけです。

しかし、行動が続かなくなる理由は何も本能ばかりではありません。中でも最も多いのが「やる気が出なくて取り組まないままになってしまう」というものでしょう。

やる気は待っていたら絶対出ない

実はやる気が出てくるのを待ってから行動しようとすると、いつまで経っても行動できないままになります。

というのも、やる気は行動を始めてからしか出てこないからです。

「やる気」を生理学的に分析した結果、ホルモンの分泌が関わっている事が分かっています。つまり、やる気を出させるホルモンがある訳ですね。

そのホルモンとは「ドーパミン」です。このホルモンは実際に行動を起こした結果に対して分泌されます。

つまり、何も行動しない状態ではやる気ホルモンは出てこないのです。

きっとあなたにも、テスト勉強の前にちょっと机を片付けようとしたらものすごく綺麗にしてしまったとか、年末にちょっと片付けておこうと思ったら本格的な大掃除になってしまった、なんて経験があると思います。

このパターンは、実際に行動をしたことによってドーパミンが分泌され、やる気が出た結果行動が加速することで発生するのです。

そして、どんな小さな事でもドーパミンは出てくる事が分かっています。

やる気を出すための小さな行動を設定しよう

例えば「ランニングする」という目標を立てたとしましょう。運動不足の人にとって、これはちょっとハードルが高い目標ですよね。そこで、走る前に「靴を履く」「玄関から一歩出る」と言ったような小さな目標を設定するのです。

ドーパミンは小さな事でも「達成した」という感覚があると分泌されるため、この小さな達成の積み重ねで本格的にやる気が出てきて本命の行動をできるようになるわけです。

ビジネスでも「パソコンの前に座る」「1行だけ文章を書く」「今日やる予定の仕事リストを作る」といったような小さなゴールを設定しておく事で、毎日のやる気が出てくるようになります。

どうしてもやる気が出ないときは是非「小さな行動」をしてみてください。

次回は、どう頑張っても行動できない状況になってしまったときにどうすれば良いかについてお伝えします。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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