「自分にはまだ無理」の間違い

自分なんて・・・の間違い

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

前回、価格を上げて商品が売れなくなるのは、値段を上げたことだけではなく売り方に問題があるからだとお伝えしました。

なので、ちゃんと値段に見合った売り方をするなら価格を上げるということ自体については私も賛成ですし、実際にコンサルティングで「あなたの価値はこんなものじゃないですよ」とお伝えすることもよくあります。

そうお伝えすると、かなりの確率で値段を上げる事に対して抵抗を感じているという反応が返ってきます。例えば「自分にはこんな金額は取れない」「師匠はもっと安いから無理」といった感じですね。

高い価格を恐れる必要はない

確かに今の仕事を始めたばかりだと、価格を上げづらいという気持ちはよくわかります。

でも実は始めたばかりだとか、自分よりもすごい人がもっと安いからなんていうことは、値段を上げられない理由にはなりません。

それは全部「こちらの都合」です。

大事なのはお客さんがどう感じるか、ということなんですね。

あなたが始めたばかりでもお客さんから見たら専門家ですし、あなたに師匠がいたとしてもお客さんの前にいるのはあなたです。何ならお客さんから見たらあなたが唯一無二の師匠かもしれません。

だから、ちゃんと価値提供するのは義務ですし、それでお客さんが十分な価値を手に入れたと感じてくれればちゃんとお金を払ってくれます。

逆に言えば、どんなにすごい技術を持っていたとしても、お客さんが役に立ったと感じてくれなければ意味はありません。

今のあなただから助けられる人が必ずいる

実際、お客さんの一歩先を行っていれば、お客さんにとっては十分に価値がありますし、あなたの姿を見て「ほんの少し先に行くだけでこんなに良い未来が手に入るならやってみよう」という気になります。

でもあなたより10歩先にいる人が同じお客さんのサポートをしたら、お客さんは「10歩以上も先に行かなければいけないなら自分には無理だ」と思って諦めてしまうかもしれません。

実際、私は個人の方を対象にコンサルティングをしていますが、同じ個人の方が世界の名だたるコンサルティング会社、例えばマッキンゼーや船井にコンサルを依頼したいかと聞かれたら、ほとんどの人はNOと言うはずです。

あなたも同じで、今のあなただからこそサポートできるお客さんが必ずいます。

是非自信を持ってあなたのお客さんに価値を伝えてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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