選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
ビジネスをしていると、毎日いろいろな課題と向き合う必要があります。ビジネスが小さいうちは毎日売上で頭を悩ませることになりますし、規模が大きくなれば毎日次々に新しい課題が発生します。
ある意味その解決こそがビジネスでもあるわけですが、課題を簡単に解決できれば苦労はしませんよね。
解決できないまま時間が過ぎることもありますし、一時的に解決してもまた同じ問題が発生することも少なくありません。
そうなってしまう理由は、多くの場合問題の本当の原因を特定できていない事にあります。
その対策、本当に対策になっていますか?
例えば「利益が少ない」という課題があったとき、多くの場合「利益を増やすには売上を増やせば良い」→「売上を増やすには集客すれば良い」と考え、新規集客に力を入れます。
確かに集客をすれば売上は増えますが、売上が増えたからといって利益が増えるわけではありません。もっと正確に言えばどうやって売上を伸ばしたかで利益は変わりますし、何なら売上を増やさなくても利益を増やす方法はたくさんあります。
実際、新規集客によって売上を増やすと、利益は売上に比例しては増えません。それどころか、場合によっては利益が減るというケースも少なくないでしょう。
これは典型的な「原因を間違えている」例です。利益が少ないのは集客が足りていないのが原因ではないわけですね。
あなたが取り組んでいる課題も、原因を正しく把握できているかどうか、是非確認してみてください。
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