選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
ビジネスをする上で競合対策は欠かせませんよね。
競合をちゃんと認識して対策をしていないと、お客さんが競合に奪われてしまいます。場合によってはあなたのマネをされてビジネスそのものが揺らいでしまうことにもなりかねません。
逆に競合対策をできていれば、競合が使っていない戦術で集客したり、競合より大きな価値を提供して利益を増やしたりできます。
しかしこの「競合」というのが意外とクセものです。
もちろん、単純な同業他社だったら競合と認識して対策するのは難しくはありません。
でも、本当に気をつけるべきは「気づきづらい競合」です。
意外な競合を見つけるには?
このタイプの競合を見つけるにはお客さんがあなたのビジネスを何の目的で使っているかを知ることが重要です。
例えば喫茶店を経営しているとしましょう。この場合、誰でもわかる競合は喫茶店です。
でも、お客さんが喫茶店に朝ご飯を食べに来ているとしたらどうでしょうか。
この場合は吉野屋や朝食を出している定食屋も競合になります。東北ではあまり実感はありませんが、実際喫茶店でのモーニング文化が根付いている名古屋の喫茶店は朝食マーケットで明確に他店を意識した戦術を採っています。
では、午後のお客さんが仕事や勉強に来ていたらどうでしょうか。
この場合は自習スペースや図書館、ビジネススポットが競合です。
同様に、ランチに来るお客さんが多かったら?トイレを借りる目的の人が頻繁にいるなら?テイクアウト需要が多いなら?と、自店のお客さんの来店目的や傾向を分析すると、これまで競合と思っていなかったところが競合になっていることに気づくケースがあります。
あなたの競合が何なのか、是非一度分析してみてください。
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