限定の魔力

限定は正しく使おう

渡波のカフェより

データビジネスの姉歯です。

「限定」というのはとても購買意欲を刺激します。欲しいのになくなってしまうかもしれない、と思えば多少条件が厳しくても買っておこうと思ってしまいますよね。

あなたにも、「今すぐ必要なわけじゃないけど、なくなってしまう前に買っておこう」とか「この値段で買えるのは今だけだから」とついつい買いすぎてしまった経験があると思います。

実際購入機会を限定するかどうかで購入率は大きく変わりますので、限定をつけられる場合はつけた方が良いでしょう。

お客さんを動かす限定とは?

では具体的に限定とは何なのでしょうか。

を一言で表すと、お客さんの側から見て「行動を起こさないと損をする」と感じる状態を言います。

例えば「○月○日までに来店された方は半額」というのは、○月○日までに行動を起こさないと損ですから、限定性があると言えます。先着○名様に追加でプレゼント、というのも同じく限定性がありますよね。いずれも重要なのは終了条件を明確にしているということです。

一方、終了条件を示さずに限定するのは、お客さんから見て締め切りがわからないために反応が悪くなる傾向があります。例えば「いつセールを終了するかわかりません」というのは終了条件が明確ではありませんよね。

間違った限定

また、こちらでは限定のつもりでもお客さんから見たら限定ではないケースがあります。例えば「このチラシを見た方限定」というのは、お店からしてみればチラシを見てくれた人だけに限定しているものの、お客さんから見たら「見た自分はいつでも限定オファーを受けられる」と考えてしまいます。

このため「チラシを見た方限定」では、お客さんの中に「今買わなきゃ!」という気持ちが生まれません。

「先延ばしは広告の死」という言葉があります。広告を見たときにすぐ行動してもらえるよう、広告にはお客さんから見た「限定」をつけるようにしてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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