共感したら社長としてダメ

石巻のカフェより

データビジネスの姉歯です。

だいぶ前から気になっていて、目に入る度に嫌な気分になるポスターがあります。

それは「自粛と補償はセット」というポスターです。

これに共感するようでは社長としてダメでしょう。にもかかわらずあれだけ街中に貼ってあるということはそれなりに共感するビジネスオーナーがいるということです。そのこと自体に気が滅入ってしまうのです。

そもそも独立してビジネスを運営するという事は、自分で自分の身を守らなければならないということです。当然社員として働くよりもリスクが高くなります。

社長の給料が高いのは、そのリスクを負っているからであり、リスクヘッジのために必死に頭と体を使って工夫する事への対価でもある訳です。

全ての責任は自分にあると考えられるかどうか

個人的には、社長という職業は売上が下がったら自分のせいと考えて責任をとる仕事だと考えています。それがたとえ自然災害が原因だったとしても、誰かに明確な原因があったとしても、です。

実際、今回のコロナウィルス騒ぎでも、売上を落とさず粛々と営業を続けている会社はありますし、何ならこの騒ぎをチャンスに変えて売り上げを増やしたところもあります。

それらはいずれも、社長がお客さんと対面できない事態を想定して準備をしていた会社です。コロナウィルスの想定はできなくとも対面の商売が減るという想定はできますし、想定していた社長は影響を最小限にとどめられた訳です。

完全に全ての事態に対処するのは難しいかも知れません。でも、自粛するなら補償をよこせ、なんて言うのは社長の姿勢として間違っていると思うのですが、いかがでしょうか。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • (. ❛ ᴗ ❛.) 同意します。
    ビジネスを運営するという事は自分で自分の身を守らなければならない。
    リスクヘッジのために頭を使って工夫する

    • 今の時代、本当はサラリーマンをやっていても必要な事なんじゃないかな、と思っています。

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