目の錯覚で色を作る

From:姉歯@DBm

福島の温泉より

印刷するときの色の出し方には様々な種類があります。家庭のプリンタからうちみたいな印刷業者の使う機械までいろんな種類があり、それぞれの方法で色を再現しています。

でも、色の出し方は大きく分けると2種類しかありません。一つはちゃんとした色で印刷する方法、もう一つは三原色の細かい点を印刷し、目の錯覚で色を見せる方法です。

最初の、ちゃんと色を印刷する方法はわかりやすいですよね。例えば緑色を印刷するときは緑色を作って印刷するイメージです。厳密に言うと初めからインクで緑色を印刷する方法と、紙の上で黄色と青を重ねて緑を作る方法があるのですが、どちらも拡大して見たときに色が分解されることがなく、ちゃんとした色として見えるのが特長です。

もう一つの方法は緑色に見せるために目には判別できない大きさの黄色と青の点をたくさん印刷する方法です。拡大して見ると黄色と青の点々にしか見えませんが、少し離れて見ると人間の目には両方が混じって緑色に見えるというわけです。

普通の環境で見る分にはどちらも全く遜色ありませんが、拡大して見た場合は色を作ってから印刷した方が綺麗に見えますし、金や銀などの特別な色を使える場合もあります。目の錯覚を使う場合、色の三原色で再現できない色は使えないんですね。

デジタル印刷が主流になり、ほとんどの印刷方法は目の錯覚を使って色を再現するようになりました。普段の印刷で気にすることはほとんどありませんが、個人的には写真を印刷するときはちゃんと色を再現できる方法で印刷するようにしています。

家庭のカラープリンタはほとんど目の錯覚で色を作るタイプなので、とっておきの写真は写真屋さんに印刷をお願いするのも良いかもしれませんね。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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