ひとつずつこなそう

松島の旅館より

データビジネスの姉歯です。

「マルチタスク」という言葉があります。一度にいくつもの作業をこなすことですね。世の中ではマルチに仕事をこなして、八面六臂の活躍をする人を「仕事ができる」なんて言うようです。

でも、実際のところ人間はマルチタスクが苦手な生き物です。マルチタスクでバリバリ仕事をしているように見える人でも、目の前のでこなしているタスクは常に一つで、それを切り替えながらいくつもの仕事をこなしている訳です。

つまり、人間は本来「シングルタスク」の生き物なんですね。この特性は毎日の仕事術のレベルでも活用できるのですが、集客でも活用するべきです。

多くの人は集客において一度にたくさんのことを成し遂げようとしています。お客さんに商品を買ってもらって利益を出し、関係性を深める。これを同時に達成するのは並大抵のことではありません。

でも、分解して一つずつ達成するならそんなに難しくありません。まず最初はお客さんに商品を買ってもらう事に集中すればどうでしょうか。利益を出すのも、関係性を深めるのもさておいて、とにかく商品を買ってもらうのです。

他社よりも圧倒的に価値の高い商品を安価に提供すれば、これ自体は簡単に達成できますよね。

その後その商品の使い方を伝えたり、あなたのこだわりを伝えたりすれば関係性を深められます。

お客さんと深い関係性を築いた後なら、利益を出せる商品を繰り返し買ってもらうのは難しくありません。

何事も分解し、一つずつこなしていけば達成のハードルは下がります。是非一歩ずつ確実に成果を出してください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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