宮城大学の演習室より
データビジネスの姉歯です。
ラーメン大好きな友人がいます。彼はお昼を食べるときに、塩ラーメンにしようか、醤油ラーメンにしようか、味噌ラーメンにしようかと悩むんですね。それもお店に入ってからではなく、どこのお店に行くかで悩みます。
僕は汗かきなので、夏場のランチにラーメンはちょっと遠慮したいところなのですが、それにしても彼の選択は特殊です。ラーメンかラーメンかラーメンで悩むなんて。
普通はラーメンか定食かイタリアンか、なんて悩み方をしますよね。
別業種の競合を気に掛けよう
ここで、あなたの考えがラーメン大好きマンと同じになっていないか振り返って頂きたいのです。
あなたは競合を考える時、自分の業種とは別の業種のことも考えていますか?例えば、もしあなたがジムを経営しているとしたら、近場のジムのことだけを見てしまってはいませんか?
お客さんはジムに様々な目的を持ってやってきます。ダイエットが目的なら、ジム以外にも痩せる手段はありますよね。健康な体を手に入れるのが目的なら、お客さんには運動以外の選択肢が山ほどあります。
つまり、ジムにやってくるお客さんはジム以外の多種多様な競合の中からジムを選んでいる訳ですね。逆を言えばジムという業種にたどり着く前に、別の業種にお客さんを奪われている可能性があるわけです。
ラーメン屋さんは競合を考える時に、近くの定食屋さんやイタリアンにも思いを馳せます。あなたのビジネスにも、他の業種の競合がいないか是非考えてみてください。
コメント