選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
メールマガジン、ダイレクトメール(郵送物)。
この二つは「マーケティング三種の神器」に数えられるほど効果の高いツールです(ちなみに残りの一つはニュースレターです)。
でも「メールマガジンをやっても効果がないんですよ」とか、「ダイレクトメールを送ったら赤字が出ました」なんて話をよく聞きます。
本来、メールマガジンを使ったキャンペーンもダイレクトメールキャンペーンもとても効果が高いもので、ちゃんと使えばキャンペーンコストの10倍の売り上げが立つことなんてザラにあります。
にもかかわらず効果がない、赤字が出た、なんて相談が来る理由は一つです。
それは「売り上げを欲しいときにだけ送るから」です。
キャンペーンの成功は開催する前に決まっている
売り上げが欲しい時は、当然商品の販売告知をしますよね。これはテレビで言えばCMに相当します。
もしCMしか放送しないチャンネルがあったらあなたはそのチャンネルを見るでしょうか。
友達が会うたびに「良いものがあるんだけど買わない?」って言うようになったら?
ほとんどの人はCMだけのチャンネルは見ないでしょうし、会うたびに何かを買わせようとしてくる友人とは距離を置くでしょう。
売り上げを欲しい時だけメールマガジンやダイレクトメールを送ると失敗する理由はこれです。
あなたからのメールやお手紙はいつも何かを買わせようとしてくる、と思われたら、もうあなたからの連絡はお客さんに読んでもらえません。
そもそも読んでもらえないわけですから、いかに魅力的な商品でも、どんなに安く売っても、売れなくなってしまうのです。
面白い番組の間に流れるCMは見られますし、信頼する友人が時々おすすめの品を紹介してくれるなら買いますよね。
是非商品を売りたいときだけではなく、もっと頻繁にお客さんとコミュニケーションをとってください。
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