選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
先日、上の子を塾に送っていった時のこと。
駅前のロータリーで車を停めたら、下の子が急に「怖い!」と言い出しました。どうしたのか聞いてみると、すぐ近くの接骨院に出ていた「むちうち治療」というのを見て怖がったようです。
そうかそうか。鞭で打たれた怪我を治療するなんて思ったら怖いよね、と思い「むちうち」について教えたところ、なんだかキョトンとしています。
よくよく聞いてみるとむちうち治療を「鞭で打って治療する」治療法だと思ったみたいでした。
それは確かに怖い。。
子どもの発想は面白いなぁ、と感心すると同時に、「これ仕事するときも気をつけよう」と思いました。
お客さんは思っているよりも商品を知らない
というのも、私たちにとっては当たり前の事でも、お客さんにとっては全然当たり前じゃないことがよくあるからです。
特に自社の商品について詳しくなればなるほど、私たち自身とお客さんの知識量の差は大人と子どもほども違ってきます。
例えば、コーヒー販売をしている私にとってはコーヒー豆の種類よりも焙煎の深さの方が味に与える影響が遙かに大きいことは常識です。でも、コーヒーについてちょっと詳しいくらいのお客さんだと「モカだから酸味が強いんですね」と考えます。
実際には浅煎りにしたモカだから酸味が強いのであって、深煎りにすればモカでも酸味はなくなりますし、酸味が少ない事で知られるマンデリンも浅煎りにすれば酸っぱくなる訳です。
きっとあなたの商品についてもお客さんが正しく理解できていないことは多いはずです。そして、それが原因で売上が落ちている可能性も大いにあります。
是非お客さんとの間に認識の違いがないか、調査してみてください。
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