価値あるチラシ

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

普通のチラシは読んでもらえません。

その第一の理由は、多くのチラシの内容が「作る側が伝えたい情報」に偏っているからです。

読み手は読み手の都合でチラシを見ていますので、いくら情報を発信する側が伝えたいと思っても、読みたいと思ってもらえなければ読んではもらえません。

読み手が読みたいと思っている情報は何か、できればチラシを作る前にターゲットにヒアリングするのが一番ですが、それが難しいケースもあると思います。その場合は、一般的にあまり知られていない、役に経つ情報をチラシに載せると良いでしょう。

チラシでお客さんに役立つ情報を提供する

例えばいろんな商品がたくさんあって分かりづらい業界なら、情報を整理して「商品の選び方」を書いてあれば、それは単純な宣伝よりも価値がありますよね。

また、あなたの業界の暴露情報等も良いでしょう。業界で続いている悪い慣習を伝えて消費者に警告すれば、お客さんはその情報を教えてくれたあなたに感謝するはずです。

不動産業界なら「実は坪単価は意味がない」とか「退去時に修繕料金を取るのはおかしい」といった話です。

そんなチラシを配れば、商品を買ってもらえなくてもチラシだけでお客さんに価値を提供できます。価値を提供すれば感謝して信頼してもらえますので、毎回そんなチラシを配り続けていれば、お客さんはいつかあなたの商品を買ってくれる可能性が高くなります。

一見地味で手間のかかる事ですが、こういった事の積み重ねが後々大きな違いを生みます。チラシで集客するときはただ「買ってください!」と言うのではなく、チラシを読むだけでお客さんの役にたつ事を目指してみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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