その写真、誤解されていませんか？

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

チラシを作る時は写真や図を使いますよね。

文字だけでもかなり反応の取れるチラシは作れますが、やはり写真や図の説得力は強力です。商品によっては一目見ただけで他との違いを認識できますし、場合によっては説明の必要なくお客さんを納得させてしまうかも知れません。

でも、そんな強力な写真はよほどの商品か、プロでもない限りなかなか撮影できないのが普通でしょう。

しかも写真は言葉ではありませんので、見る人によってその写真から得るイメージは異なります。最高級霜降り牛の写真を見ても、美味しそうだと思う人がいれば、脂っこそうだと思う人もいる訳です。

そこで重要になるのが写真のキャプションです。写真の説明として、お客さんに感じて欲しいことを書くのです。

例えば、この記事の写真を使ったチラシを作るとしたら、写真のそばに「みずみずしく、甘くてとろけるような口溶けの桃」と書くのです。

この写真だけを見て「とろけるような口溶けの甘い桃だ」と思う人はいないでしょう。でも、説明文としてそう書いてあれば、この写真はその説明文の通りの写真として見てもらえます。

つまり、キャプションを使えば写真の効果を何倍にも高められるわけです。その写真であなたが伝えたいことを文字にして添えておくというのはとても強力な手法です。是非試してみてください。