競合と差別化しているはずなのに売れない理由

本当の差別化

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

競合との差別化の重要性は、マーケティングを学んでいると何度も何度も出てきます。

なので、多くの方は差別化に取り組んでいます。

しかし、差別化しているにもかかわらず売り上げがうまく伸びていかないケースがあります。

その原因は「差別化」を間違って考えてしまっている事にあります。

というのも他社との差別化として、他社との比較をしてしまう事が多いのです。

比較は差別化にならない

他社よりもおいしい、他社よりも安い、他社よりもここが優れている、他社よりも、他社よりも…。

これは「他より良い」と言っているだけで、差別化にはなりません。

他社と差別化するには、他社とは全く違う、ということを訴求する必要があります。

その最も有名な例と言えばドミノピザでしょう。

当時の宅配ピザ屋さんはどこもかしこも「他よりおいしい」「他よりボリュームがある」「他より安い」と言って宣伝していました。

しかし、ドミノピザは唯一「熱々のピザをお届けします」と言った訳です。

結果、お客さんは味、ボリューム、値段ではなく、熱々のピザを届けてくれるドミノピザに殺到しました(もちろん、ドミノピザも味、ボリューム、値段は一定以上の水準だったとは思いますが)。

これが正しい「差別化」です。

もし差別化を考えているなら、他社が言っていないことを言えないか、是非考えてみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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