チラシの効果がない理由:面倒くさい

迷わせたら負け

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

チラシの効果が出ない一番の理由は読んでもらえないからです。

読んでもらえない一番の理由は信頼されていないからです。

でもチラシを読んでもらっても効果が出ないケースがあります。それはチラシの内容が「面倒くさい」時です。

面倒くさいと思われないようにするには、ぱっと見で分かるように作るのが大事です。具体的に言うと、大きく分けて以下の3つのポイントを守ってチラシを作ると良いでしょう。

  • 伝える事は1つに絞る
  • 伝えたい事を目立つようにする
  • 何をしてほしいか分かるようにする

まず一つ目の「伝える事は1つに絞る」というのはわかりやすいですね。例えば「この商品を買ってください」とか「メール登録をしてください」というのはOKです。でも「この商品を買うか、メール登録をしてください」というのはダメです。1枚のチラシの中でお願いするのは一つだけにするべきです。

というのも、人は選択肢が多いと「選ばない」という選択を取ることが多いためです。ある商品で色を10種類から3種類に減らしたら、それだけで売上が増えたという実験結果もあるくらいです。

二つ目の「伝えたいことを目立つようにする」というのも簡単ですね。伝えたい部分の文字を大きくしたり、色を変えたりすれば良いわけです。ただし気をつけるべきなのは「伝えたいこと」があなたの独りよがりではダメだということです。

特に「お客さんが知りたいことを伝える」というのが大事です。「安い」というメッセージですら、高くても良いから品質の良いものを欲しい人には全く響きませんよね。お客さんが何を求めているかを調べ、それに合ったメッセージを強調して伝える事が大事なのです。

三つ目の「何をしてほしいか分かるようにする」というのはかなり多くのチラシでないがしろにされています。商品を買ってほしいのだとすれば、買うために何をしてほしいかをちゃんと伝える必要があります。

電話をしてほしいなら電話番号を大きく載せなければなりません。インターネットから申し込んでほしいならホームページのアドレスとQRコードを目立つようにしなければなりませんし、店舗に来てほしいなら大きな地図を載せるべきです。

お客さんを迷わせたり悩ませたり、少しでも面倒なことをさせたら、チラシの効果は半減してしまいます。子どもに何かを教えるつもりで、できるだけシンプルなチラシを作るように心がけてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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