お客さんをつかまえるコツ

効率的な広告の出し方

自宅の自室より

データビジネスの姉歯です。

ここのところ、続けて広告の恐怖を克服する方法についてお伝えしています。

そのために必要なのは次の3つでした。

  • 広告の効果を測定できる仕掛け
  • 高い収益を出せる商品の販売戦略
  • 成約率の高い広告

前回は広告で赤字を出しにくくする方法である「高い収益を出せる商品の販売戦略」についてお伝えしました。

今回はもう一つの広告赤字を減らす方法である「成約率の高い広告を作る」という方法についてお伝えします。

大量獲得VS高成約率

一回の広告でなるべく大量のお客さんを集められれば、広告費は抑えられるはずですよね。

・・・残念。この考え方は間違いです。

一度の広告で大量のお客さんを集めるには、広告を見せる相手も大量に増やす必要があります。

実際、マス広告の成約率は0.1%でも相当高い方です。つまり、広告1回で1万人のお客さんを集めようと思ったら、1,000万人に広告を見せる必要があるわけです。

私の地元宮城では、新聞広告の折込は1部最低3.8円かかりますから、1,000万人に広告を見せようと思ったら3,800万円もかかります。

これは普通の企業に払える金額ではありません。

でも、ターゲットを絞れば広告の成約率はもっと上がります。

例えば漁師なら絶対欲しくなるような広告を作って港町だけに広告を出せば、広告の成約率1%以上を出す事もできるでしょう。

この場合、1万人のお客さんがほしかったら港町に絞って100万世帯に折込広告を出せば、広告費は380万円で済みますよね。

実際のキャパシティを考えよう

もちろん、380万円でも広告費としては高いと思います。

でも、実際のところ1万人もお客さんは必要ありませんよね。1回の広告で100人も新規のお客さんが来たら普通はもう十分のはずです。

それなら成約率1%の広告を1万世帯に出せれば充分ですから、広告費は3万8千円で済みます。

前回お伝えした利益を出すための販売戦略と組み合わせて使えば、この広告費を回収するのは難しくないはずです。

実際、100人のお客さんが2回~3回買い物をしてくれたら、大抵のビジネスは3万8千円以上の利益は出せますよね。

是非あなたも広告を使って利益を出す仕組みを作ってみて下さい。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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