伝えるタイミングを考えよう

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

何を伝えるかも大事ですが、それよりもいつ伝えるかの方が大事かも知れません。というのも、全く同じ情報を伝えたとしてもタイミングによって相手の受け取り方が全く異なるからです。

相手が求めていない情報を伝えた場合、例えそれがどんなに有益な情報でも迷惑がられるだけです。

恋愛で考えるとわかりやすいかも知れません。誰かと出会った日、相手の身の上話をひたすら聞かされたらウザいだけですよね。でもその人を好きになったら、もっと話を聞きたいと思うはずです。

相手がほしいと思ってから商品について伝えよう

商売も同じで、相手がほしいと思う前に必要な情報を提供しても意味がありません。そして、情報提供が遅すぎるのも問題です。

大量の商品があふれる現在、より良い製品やサービスを選び取るためにどんな事に気をつければ良いかというのはとても有益な情報です。それが業界のプロフェッショナルから聞けるなら最高です。

つまり、あなたの業界の商品の選び方を、お客さんはプロであるあなたから聞きたがっているのです。ただしそれは「売り込まれないなら」という前提があります。

言い換えれば、商品の選び方に関する情報は、売り込みの時に伝えると「売り文句」として受け取られ、売り込みの前に伝えておけば「価値ある情報」として受け取ってもらえるというわけです。

あなたはお客さんと出会って早々、商品の選び方を伝えて、しかも売り込みまでしてしまっていませんか?それでは急ぎすぎですよ。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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