「顧客満足」という罠

満足させすぎてはいけない

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

「顧客満足度」という言葉があります。

お客さんにいかに満足してもらっているか、ということを表す指標で、これが低いとリピートが少ないとか、客単価が上がらないとか、いずれにせよビジネスに大きな影響がある数字として知られています。

もちろん、あまりにも低いのは問題ではありますが、この顧客満足度が高い状態を目指すのは危険でもあります。

というのもお客さんが満足しすぎると「いい話聞きました!」「まずは自分でやってみます!」という反応が返ってくるからです。

これはお客さんに何かを教える仕事をしている人にとっては致命的な言葉です。この記事を読んでいる方の中にも、これを言われて商談を逃し、がっかりしたという経験のある方がいらっしゃるかもしれません。

「満足したつもり」にさせてはいけない

そしてこれはお客さんにとっても良くない事です。

というのも、ほとんどの場合一度や二度話を聞いたくらいでは十分な知識が手に入る事はなく、長期的にしっかり学んで行動し、やり方を身に付けない限りは成果が出る事はないからです。

つまり、表面的な満足度が高いという状態は、少なくともお客さんに何かを教える仕事をしている人にとっては売る側にとっても買う側にとっても不幸ということです。

そして、教える仕事というのは想像しているよりも遙かに多くの方が該当します。

知識を伝える仕事はもちろん、コンサルティングもその一種ですし、施術に来てもらう仕事の方もセルフケアの方法を教える必要があります。

もしあなたのビジネスのどこかに「教える」というプロセスが入っていて、上手くいっていないなら、教えすぎが原因かもしれません。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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