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自宅のリビングより

データビジネスの姉歯です。

クライアントの取引先さんに納品の手伝いで伺ってきました。

そこは新しくオープンしたばかりのレストランです。当然お店も綺麗で、食材も地元産にこだわった良いものを使っていると聞いていました。

確かにお店は綺麗で、立地も素晴らしく、テラスの席からは遠く町並みを見通せる特別感のあるお店でした。

でも、残念だったのはメニューの説明書きが今ひとつだったことです。食材はたぶん良いものを使っているのでしょう。でも、その説明がメニューのどこにも書いてありません。

もう一つ不思議だったのが、一般のお店とは値段の付け方が逆だったことです。メインディッシュを牛肉、豚肉、鶏肉から選べたのですが、牛肉が一番安く、次に安いのが豚肉、その次が鶏肉でした。

普通のスーパーやレストランではその逆で、鶏肉が一番安く、次が豚肉、一番高いのが牛肉ですよね。単純に「○○牛」「○○豚」「○○鶏」という名前と写真、それに値段だけしか書かれていなかったら、何となく「この鶏肉はたぶん良いものなんだろうな」と察するしかありません。

言い換えれば、より高い鶏肉を選ぶだけの理由をお客さんに持ってもらえない訳です。

でも「広い庭で放し飼いにされ、天然の餌だけを自分で捕まえて育った鶏で、牛肉以上の旨みと、豚肉を越えるジューシーさをもった特別な鶏肉です」とでも書いてあれば全く違いますよね。

たぶん、お店のおしゃれな雰囲気に合わせ、メニューはごちゃごちゃ説明しないように作ったのでしょう。でも、お店にとってより大事なのは何でしょうか。雰囲気でしょうか。売上でしょうか。

高価な商品を販売するなら、それを納得してもらえるだけの説明が必要です。是非お客さんに「選ぶ理由」を伝えてあげてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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