焼畑農法vs圃場農耕

自宅のリビングより

データビジネスの姉歯です。

あなたも社会で焼畑農法というのを習ったことがあると思います。

私が習ったのは20年以上前のことなのでだいぶうろ覚えです。不確かな記憶を掘り起こすと、焼畑農法は未開の森林を畑として開拓する農法の一つで、樹を焼いて出た灰を肥料として畑を作る農法だったと思います。

その土地に生えている植物とその灰を栄養にして作物を育てるため、一度焼畑をした耕作地は2.3年も作物を植えると土地が痩せ、再び作物を育てられるようになるまで10年以上時間がかかります。

一方、圃場農耕は今多くの農地で行われているやり方です。切り開いた土地に適宜肥料を入れ、作物も輪作して色々なものを育てる事で土地の力を保ち、継続的に農耕を行う方法です。

広い土地があって簡単に移動できるなら、肥料などのコストがかからない焼畑農法の方が良いかも知れません。でも、土地が限られているなら圃場を開いて、肥料を入れながら土地を大事にして農耕した方がずっと合理的ですよね。

これ、「農地」を「お客さん」に置き換えてみてください。あなたのビジネスにお客さんが無尽蔵にいて、次々に捕まえられるなら、焼畑農法のようにお客さんからどんどん収益を上げ、収益が上がらなくなったら次のお客さんを探した方が良いかもしれません。

でも、普通はそんなに潤沢にお客さんはいませんよね。何よりお客さんを獲得するということ自体が最難関の大仕事です。だったら、圃場農耕のようにお客さんを大事にして、お客さんが喜んでくれるものを提供しながら長期的な関係を作った方が良いですよね。

あなたのビジネス、焼畑農法になっていませんか?

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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