自宅のリビングより
データビジネスの姉歯です。
「この商品今買おうかな、でも冷凍だし、コーヒー飲んでるうちに溶けちゃうかな。後で買えれば良いけど、これしかなかったらなくなるかも知れないし…」
販売会に出展していたとき、小柄なおばあさんがやってきました。
コロナウィルスのこともあるし、平日だし、ということで名物の冷凍品を少し少なめにしか用意していなかったのですが、それを見たおばあさんが冒頭のようなつぶやきをしながら悩んでいたのです。
そのおばあさんは歩き疲れてコーヒー店で休憩をしたかったようで、その間に冷凍の商品が溶けないか心配し、できるなら後から買いたいと考えていたようです。
でも、その名物商品が5箱しか出ていなかったので、コーヒーを飲んでいる間に売り切れてしまわないか心配していたわけですね。
そのお客さんには取り置きしておきますよと伝え、後で購入してもらいました。
お客さんの「欲しい」を引きだそう
このお客さんは明らかに商品を「ほしがって」いました。数が少ないからなくなるかも知れないと悩み、買うにはどうしたら良いかと悩んでいたわけです。
もちろん商品そのものにもお客さんを引きつける魅力が必要ですが、それに加えて「手に入らないかも知れない」という希少性があると、お客さんの購入意欲を強く刺激します。
是非あなたの商品も思い切って供給を絞ってみてください。ほしい人よりも少し少なく供給するのがコツですよ。
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