自宅のリビングより
データビジネスの姉歯です。
店舗型のビジネスを展開されている方は、今回のコロナウィルス騒ぎを受け、何か手を打たなければと考えていると思います。
様々な要因で、ウィルス感染の勢いは低下してきました。でも、疫学的対策が一切行われていないことを考えると、次の冬までに何か対策がされなければまたコロナウィルスが蔓延するのはほとんど確定的です。
そんな状況下では新しい収益の柱を作らなければと考えるのは至極当然のことですよね。
でも、全く新しい事を始めるのはおすすめできません。というのも、新しいビジネスを軌道に乗せるには少なく見積もっても1年は時間がかかるからです。
コロナウィルスの次の蔓延は早ければ半年後にやってくる可能性があります。その時、新しいビジネスに資金と時間を取られてメインのビジネスの体力が落ちてしまっていては危険ですよね。
そんな状態に陥らないためにも、新しいビジネスを始めるなら今のビジネスの強みを活かしたビジネスを作る事が大事です。
一番やりやすいのは既存の顧客を活かしたビジネスでしょう。例えば既存顧客をそのままターゲットにできる商品を開発するとか、オンラインでの追加サービスを作るといったことです。
ビジネスにおける最大の資産は顧客です。その顧客に対してもっと販売できる商品があれば、それは新しい収益の柱になり得ます。
店舗での対面販売しかしてこなかったのなら、同じお客さんに対してインターネットで販売する仕組みを作るのも手です。
いずれも「新しいビジネス」とは思えないかも知れません。でも、本当の意味での新規事業に時間とお金を使う事はとても大きなリスクになります。
まずは手堅く、今の顧客に対して対面できなくなっても問題ないような仕組みを一つ作って下さい。
その仕組みさえあれば、あとは新規顧客を増やす事がそのままコロナウィルスへの対策に繋げられます。
コメント