人は飽きっぽい生き物。社長は特に。

宮城大学の演習室より

データビジネスの姉歯です。

人間は飽きっぽい生き物です。常に変化を求めています。

昨日、気づいたら上手くいっていた方法をやっていなかった、という話を書きました。この話、共感してくれた方が多かったようで、さっそく読者の方からも身に覚えがあると連絡がありました。

人間はそもそも飽きっぽい生き物ですが、それに輪をかけて社長は新しい物好きな人が多いですね。

上手く行く戦略は概してつまらないものです。だから、それを続けていると刺激が欲しくなり、新しい事を始めたくなってしまう訳です。

場合によっては業績が落ちていないのに「上手く行っていない気がする」と感じることさえあります。

でも、その感覚を信じるのは危険です。もちろん、本当に成果が出なくなったなら改善すべきですが、成果が出ているならその方法の効果がなくなるまで使い続けてください。

新しい方法はたいていの場合成果が出せるようになるまで時間がかかりますし、時間をかけても本当に成果が出るかどうかは分かりません。

そんな危ない橋を渡るよりは、つまらなくても成果が出ている方法を使った方がビジネスが安定しますよ。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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