東松島の印刷所より
データビジネスの姉歯です。
昨日、「値上げできない理由はあなたの心にある」と書きました。今日は実際に値上げしたときに発生する問題について書いてみたいと思います。
ウチのお客さんは高いものを買ってくれない。そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
値上げに対する心理的な壁も「高い値段では買ってくれない」という経験を繰り返す中で築かれてしまう事もあります。
なぜそんな事が起きるかというと、お客さんの質は集める時のメッセージで決まるからです。
世の中では、セールと言えば商品を安く売ってお客さんを獲得するものと思われています。このため、お客さんを集めるために「激安」「お得」「割引」なんていうメッセージを使ってしまいがちなんですね。
そんな言葉に集まってきたお客さんは当然安い商品にしか興味がありません。もちろん、ゆくゆくは高い商品を買ってくれる可能性はありますが、そうなってもらうためには時間とコストをかけてお客さんを育てる必要があります。
一方で、初めから高価格でも高品質な商品を求めるお客さんも存在します。そんな人向けにメッセージを出して集客すれば、高い値段でも納得して買ってくれるお客さんを集められます。
初めからそんなお客さんを集めておけば、後からより高付加価値で高単価な商品を提供する時にもスムーズに購入してもらえます。
お客さんの質はあなたが出したメッセージの鏡映しです。あなたが本当に欲しいお客さんを集められるようなメッセージを発信しているかどうか、是非確認してみてください。
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