顧客を絞れば集客は簡単

顧客を絞れ

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

集客が難しいという話をあちこちで聞きます。その理由はいくつかあって、そもそも集客自体がビジネスで一番難易度が高い仕事だから、という身も蓋もない理由もあれば、多くの人がわざわざ難しい方法で集客しようとしているから、というものもあります。

また、意外と知られていないのが「できるだけ多くの人を集客しようとするから」というのもその理由です。

集客が難しいと感じている人の多くは、なるべくたくさんの人に集客のメッセージを届けようとしています。これは一見ターゲットが広いので集客しやすそうに見えますが、実際は真逆です。

集客はターゲットを絞った方が上手くいきます。

漠然と集客するのは難しい

例えばあなたは腰が痛くて、重い物が持てずに困っているとしましょう。その時「腰の痛みが取れます」と言われるのと「いくらでも子どもを抱っこできる身体が手に入ります」という二種類のメッセージを見たら、どちらのお店に行きたいと思うでしょうか。

実際その状況になってみないとわからない部分もあると思いますが、ほとんどの人は「子どもを抱っこできる身体が手に入る」と言われる方が、単純に「腰の痛みが取れる」と言われるよりも魅力を感じるはずです。

集客をするとき、私たちはついつい一人でも多くの人を集めようとして、誰にでも訴求できる「腰の痛みが取れる」と言いがちです。

でも実際は「子どもを抱っこできる身体が手に入る」と言われた方が魅力を感じる、つまり成約率が高いわけです。

ターゲットが明確になれば集客方法も明確になる

さらに、「一人でも多く集めよう」と思ったらどこで集客していいかいまいちわかりませんが、「腰が痛くて子どもを抱っこできなくて困っている人」と考えれば、少なくとも子どもがいる家を狙えばいいわけですし、さらに腰がいたい人が見つかればもっと効率が良くなります。

もっと言えば子どもに限らず孫でも良いわけで、だとすると保育園にお迎えに来ているおじいさんおばあさん、なんていうのはわかりやすいですよね。

お客さんが明確になればメッセージが具体的になり、集客する場所も具体的になります。結果、分かりやすく効率的に集客できるようになるわけですね。

あなたのお客さんはどんな人か、是非具体化して考えてみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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